院生

日本語: Insei 院生韓国語: Goin 고인中国語: Yuàn shēng 院生英語: Insei

重要度: ★★☆

棋院でプロを目指して修業する研修生

囲碁の世界で院生といえば、日本棋院や関西棋院などでプロ棋士養成の課程に在籍する研修生を指します。プロ入りを目標に、厳しい鍛錬の日々を送る若者たちです。院生という言葉は、機関を意味する「院」と、学ぶ者を意味する「生」を組み合わせたもので、文字どおり「棋院で学ぶ者」を表しています。

障子のある和室で研鑽を積む院生を描いたアニメの一場面。
架空の人物ながら、史上最も有名な院生といえば進藤ヒカルでしょう

プロ入りまでの道のり

院生の歩む道は、次のように厳しく組み立てられています。

入所:院生を目指す子どもたちは幼いうちから稽古を始め、並外れた才能と打ち込みぶりを示して選抜を通ります。

順位制:院生は内部のリーグ戦の成績で順位づけされ、プロの世界さながらの競争にさらされます。なお、院生はアマチュアの大会に出場できません。

プロ試験:上位の成績を収めた院生には、プロ入りをかけた採用試験に挑む資格が与えられます。ここを勝ち抜けば晴れてプロ棋士となり、公式の棋戦に出場できるようになります。

文化と歴史の背景

院生制度は囲碁の才能を育てる要となり、碁の発展に大きく寄与した名棋士を数多く世に送り出してきました。この体系立った育成のしくみがあるからこそ、高い水準の対局が受け継がれ、戦術もまた進化し続けているのです。