モチベーション
はじめに
囲碁の上達をめざす道のりでは、思うようにいかず落ち込んだり、疲れたり、ときにはただ飽きてしまったりすることもあります。数えきれない変化図に定石、手筋、詰碁。そろそろ気持ちがすり減ってきていませんか?このコーナーは、そんなときのために用意しました。新しいやる気をひと口ぶんと、ちょっとした励ましをお届けします。ここでは、囲碁にまつわる本や映画、アニメなど、また一歩前へ進みたくなるものを厳選してご紹介していきます。
映画






更新:さらに多くの映画は、記事「囲碁をめぐる映画の旅」で紹介しています 🎬
書籍

『The Treasure Chest Enigma』
随筆と、一風変わったシチョウの問題を集めた一冊です。文章は読みごたえがあり、読む人を奮い立たせてくれます。碁を打つ人間であるとはどういうことなのか。この本は独特のやり方で、その答えに光を当ててくれます。
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『名人』
1938年、名人・本因坊秀哉の引退碁を題材にした、半ば実録の小説です。相手は当時売り出し中の木谷實(作中では大竹という名に変えられています)。秀哉にとって現役最後の一局であり、決着までに半年近くを要した長い戦いでした。帝国日本の揺るがぬ伝統が、二十世紀の奔流と出会った瞬間が、そこには写し取られています。
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『Go: An Asian Paradigm for Business Strategy』
碁盤は宇宙の模型にもなれば、企業経営の模型にもなります。日本では、ビジネスは戦争ではなく、互いを高め合う調和のとれた共存だと考えられています。著者は日本航空のマーケティング担当ディレクターです。
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『碁を打つ女』
1930年代、日本軍が侵攻する満州。ひとりの少女が、性に目覚める年ごろを迎えようとしています。二人の少年とのもつれた三角関係に引き込まれた彼女は、押し寄せる大人の世界から逃れるように、広場で見知らぬ相手と碁を打ちます。けれど占領と同じで、欲望の力もまた避けようがありません。少女は知りません。もっとも手強く、もっとも足しげく現れるその対局相手が、身分を隠した日本の軍人であることを。その美しさにも、大胆で読みきれない碁の打ち方にも心を奪われ、軍人は自らの忠誠心を揺さぶられていきます。戦争へと向かう道の上に、もっとも革命的な行為、すなわち恋に落ちることの居場所はあるのでしょうか?
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『シブミ』
「第一次世界大戦の戦火に覆われた中国で、ロシア貴族の母と素性の知れないドイツ人の父のもとに生まれ、日本の碁の名人が育てる精神の庭で育ち、広島の壊滅を生き延びて、やがて世界でもっとも巧みな愛の使い手にして、もっとも腕が立ち、もっとも高い報酬を取る暗殺者となります。天才であり、神秘家であり、言語と文化の達人。その秘密は、めったに手の届かない個の卓越、すなわち力みのない完璧さの境地、シブミを求めつづける意志にあります。」
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『Lessons in the Fundamentals of Go』
小説ではありません。布石の入り口からヨセまでを案内してくれる、囲碁の基礎の教科書です。ほかの何百冊もの棋書と違うのは、ユーモアと、読む人を奮い立たせる助言に満ちていることです。15–10級あたりまで来たら、これは必読の一冊です。
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『Golden Opportunities』
手筋の問題を軸にしながら、話があちこちへ広がっていく一冊です。著者は問題の解説に、歴史上の出来事や創作の挿話を次々と持ち出してきます。ときにみごとな対比が浮かび上がるので、歴史好きの方にはとくに面白く読めるはずです。
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『Appreciating Famous Games』
明治以前の日本から選ばれた古碁10局を味わえます。一局ごとに簡単な時代背景が添えられ、棋士たちの思惑や、その一局をめぐる駆け引きが語られます。物語があってこそ味わいが深まる、と感じる方には、まさにうってつけの一冊です。
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