ヨセ

日本語: Yose ヨセ韓国語: Dwitmat 뒷맛中国語: Shōu guān 收官, 官子英語: Endgame

重要度: ★★☆

対局の締めくくりの段階

ヨセは一局の最後の段階で、自分の地を固め、相手の地を削ることに力が注がれます。境界線を補強し、ダメを詰め、相手の勢力を減らしていく、一手一手が精密な場面です。最終的な目数を左右するのがこのヨセで、1目の差が勝敗を分けます。

ヨセは囲碁のなかで最も「数学的」な部分だといわれます。ほとんどの手の価値を数えて、大きい順に並べられるからです。この精密さゆえに、最善の手順を探し、1目でも多く稼ぐことに喜びを見いだす人にとって、ヨセは手ごわくもやりがいのある分野です。うまくヨセるには細部への目配りが要り、わずかな数え違いが大きな損につながります。

「ヨセ」は「寄せる」、つまり境目を互いに寄せ合っていくという言葉から来ていて、この段階の姿をそのまま言い表しています。ふつうは終盤の代名詞ですが、同じ性質の手はもっと早い段階にも現れ、要所を決着させたり、争点をはっきりさせたりします。

ヨセを鍛えたい方のために、専用のコースを二つ用意しています。まずは「ヨセで30目損しないために」から。よくある落とし穴を避け、堅実にヨセる打ち方が身につきます。さらに深く踏み込みたい方には「理系のためのヨセ」を。高度な手筋から細かい計算まで、ヨセの戦略をとことん掘り下げます。