打ち過ぎ
無理のある、欲張りすぎた手
打ち過ぎとは、欲を出して踏み込みすぎた手のことです。決まれば大きいのですが、たいていは自分の重荷になって返ってきます。
多くは欲張りが原因です。周囲に味方の石が足りないまま、局部で取れる以上のものを取りにいってしまうのです。
打った瞬間は大胆にも妙手にも見えますが、相手にきちんと応じられると局部が崩れ、全体の形勢まで傾きます。打ち過ぎを見抜けるかどうかは判断力に直結します。とくに中盤の戦いや打ち込みの場面で問われる力です。
相手が弱かったり、不意を突かれたりすれば通ることもありますが、真剣勝負では危なっかしく、当てになりません。打ち過ぎを繰り返す人は石が薄くなりがちで、相手に強烈な反撃の機会を与えてしまいます。